車を個人特化型の空間に変貌させる「MXプラットフォーム」、LG電子が公開=韓国
車を個人特化型の空間に変貌させる「MXプラットフォーム」、LG電子が公開=韓国
LG電子が米国ラスベガスで開催される家電IT見本市「CES2025」で「モビリティのためのライフスタイル・ソリューション」を主題としたコンセプトカーを展示する。同社独自の「MX(Mobility eXperience)プラットフォーム」は、人工知能(AI)家電とIoT機器が多様なライフスタイルに合わせて車内環境をつくり出せる可動式スペースを実現する。

これに先立ち同社は2024年、「人とAIがつながる空間『AIホーム』を、人が滞在するあらゆる場所に拡大する」と述べていた。この「AIホーム」の体験を自動車まで拡大させたMXプラットフォーム下では、寝室やキッチンなどにある各家電がモジュールのように統合し、利用者に最適なモビリティ空間をつくり上げる。例えば自宅のようにくつろげる場、コンピュータでの作業が行えるクリエイティブスタジオなど、車内を多機能空間へと変貌させる。

同プラットフォームは、同社のAIホーム用プラットフォーム「LG ThinQ ON」を使用することで、より個人に特化した体験を提供する。顧客との対話で天気など生活に必須の情報を提供するほか、食事の注文やレストラン予約などの外部サービスまで連動可能とする計画だ。さらに家電やIoT機器が車内環境をモニタリングし、利用者の健康まで配慮するという。
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