SPCが米国に工場を建設へ、ベーカリー「パリバゲット」の拡大を受け=韓国
SPCが米国に工場を建設へ、ベーカリー「パリバゲット」の拡大を受け=韓国
ベーカリーチェーン「パリバゲット」を展開する韓国の食品大手SPCグループが、米国にパン工場を建設する。同社は米国テキサス州バーレソンを候補地とし、地方政府と投資計画や支援金について最終調整を行っていると発表した。早ければ1月中に協議が終了する予定だ。

同グループの米国パン工場は「パリバゲット」の店舗が拡大している米国とカナダだけでなく、今後進出予定の中南米地域まで製品を供給するための施設となる。投資金額は約1億6000万ドル(USD、約251億円)。工場の敷地面積は約15万平方メートルと、SPCグループとしては最大の海外工場となる見込みだ。

同グループは海外14か国で「パリバゲット」約600店舗を展開している。うち米国とカナダには約200店舗がある。北米における加盟店事業が軌道に乗り店舗は増加の一途をたどっていることから、製品の供給量も増えている。同グループは2030年まで、「パリバゲット」を北米で1000店舗まで増やす計画だ。

米国工場は、同グループで総合食品会社のSPC三立の海外生産拠点となる。SPC三立の関係者は「グループ会社同士の協力を通じて、米国工場を市場への対応や現地化戦略の拠点として活用していく方針を検討中」と述べた。
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