3日、ソウル市によると、先月26日の条例・規則審議会で‘ソウル市有害野生動物への餌やり禁止に関する条例’公布案が審議され、議決された。
このため、3月からソウルスのクァンファムン(光化門)広場やハンガン(漢江)公園、文化遺産保護区域などで鳩、カササギ、スズメなどに餌を与えて摘発されると、最大100万ウォンの罰金を支払わなければならない。
罰金は1回目の摘発が20万ウォン(約2万1385円)、2回目の摘発が50万ウォン(約5万3463円)、3回目以上は100万ウォン(約10万6926円)ずつとなる。
現行法上、有害野生動物は長期間にわたって群れをなして被害を与える動物で、スズメ、カササギ、カラス、キジ、鳩、キバノロ、イノシシ、キタリス、モグラ、ネズミ、カワウなどだ。
ソウル市によると、この数十年間、鳩の個体数が幾何級数的に増え、鳩のふんや毛羽ばたきなどで文化財の毀損(きそん)や建物の腐食などの被害があった。この他、サルモネラや脳髄膜炎など、人体に有害な病気を誘発しかねないとの懸念もあった。
ソウル市は有害野生動物によって発生する都心内の被害を最大限予防し、公共施設と市民の安全を保障して生態系の均衡を維持するため、体系的に管理するとの方針である。
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