中国、12月在庫指数は50.6 「倉庫業界の経済運行は良好」=中国報道
中国、12月在庫指数は50.6 「倉庫業界の経済運行は良好」=中国報道
中国物流購買連合会はこのほど、2024年12月の中国在庫指数を発表した。公開された内容によると、在庫業務量の増加が続き施設の利用率も高まり、商品回転が活発となった。

2024年12月、中国の在庫指数は50.6で、景気拡大と縮小の分かれ目となる「50」を上回り引き続き拡張区間を維持した。倉庫業界全体が良好な経済運行状態を保った。

品目別に見ると、大口商品市場が伝統的な閑散期に入ったことで在庫業務が比較的低迷したものの、消費財製品の需要が改善して倉庫需要が高まり、業務量全体の成長を支える主力となった。業務量の増加が続く中、企業の施設利用も上昇し施設利用率指数は拡張区間に入っている。

中国物流情報センターの代表者は「12月は中国の在庫指数のうち、平均在庫回転率指数、期末在庫指数、施設利用率指数のいずれも拡張区間を維持した。商品の流通は円滑に進んでいて流通効率が依然として高く、企業の備蓄意欲が向上しているので祝日後にすぐ生産を再開するための基盤が整っている」と明かした。

2024年、中国の倉庫指数は第1四半期(1-3月)が平均49.4、第2四半期(4-6月)が平均48.6、第3四半期(7-9月)が平均48.8、第4四半期(10-12月)が平均50.8だった。第4四半期は各政策が有効的に働き、倉庫需要が急速に向上した。業務量が明らかに増加し在庫も持続的に増えていった。倉庫業界の経済運行は回復傾向にある。
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