寄付天使が再び...「旅客機事故の遺族のために」108万円寄付=韓国
寄付天使が再び...「旅客機事故の遺族のために」108万円寄付=韓国
韓国で社会的に大きな災害があるたびに自分の身元を明かさずに寄付金を送ってきたキョンサンナムド(慶尚南道)地域の匿名の寄付者が、ムアン(務安)国際空港で発生した済州航空旅客機事故にも手を差し伸べた。

 7日、慶尚南道社会福祉共同募金会によると、前日午後1時10分ごろ、匿名の寄付者A氏から募金会に「旅客機事故の被害者支援のために使ってほしい」と連絡が来たという。

 A氏の電話を受けた募金会の職員が確認したところ、募金箱には募金1000万ウォン(約108万円)、手書きの手紙、菊の花一輪が入った箱が置かれていた。

 手書きの手紙には「務安空港旅客機事故で犠牲になった方々に謹んで哀悼の意を表します。悲しみの中にいる遺族の方々にかける慰めの言葉も思い浮かばず、胸が痛みます。ほんの少しですが遺族の方々の役に立ててほしいです。頑張ってください」と書かれていた。

 手紙の用紙と筆跡から、2017年から分かち合いキャンペーンや社会的災害が発生するたびに寄付してきた匿名の寄付者とA氏が同一人物だと推定されている。

 この匿名の寄付天使は、2017年から毎年、年末年始の希望分かち合いキャンペーン、2019年アパート火災事故、2020年コロナと豪雨被害、2022年江原・慶尚北道山火事被害、ウクライナ戦争被害、ソウル梨泰院事故、2023年トルコ・シリア地震被害など、社会的な災害が発生した際には必ず義援金を寄付してきた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88