両国は昨年11月にMOUに仮署名しており、今回は安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官とグランホルム米エネルギー省長官が出席して正式署名が行われた。
両国はMOU締結後に配布した共同報道資料で「韓米両国は70年以上にわたり民間原子力分野で協力しており、このような協力の礎は最高レベルの原子力安全、安全保障、安全措置と不拡散基準により原子力の平和利用を最大化するための両国の相互献身を反映している」と説明した。
また、今回のMOUは両国の長年のパートナーシップに基づいていると強調。民間原子力技術に対する両国の輸出統制管理を強化する中で、第三国の民間原子力発電の拡大に向けた両国間協力の枠組みを提供し、両国が原子力分野の新技術登場に効果的に対応できる協力経路を提供するとした。
産業通商資源部は、今回のMOU署名は「グローバル包括的戦略同盟」としての韓米間の深い信頼に基づくものであり、今後のグローバル市場における両国間の互恵的協力の促進に寄与することを期待すると述べた。
チェコへの原発輸出を巡って原発運営会社の韓国水力原子力と米ウェスチングハウスの間で紛争が続いている中、韓米の協力基調を確認したものとして注目される。
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