登校する小学生(資料写真)=(聯合ニュース)
登校する小学生(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の小学生の多くが将来は芸能人やスポーツ選手になりたいと思っていることが9日、分かった。

 韓国保健社会研究院とソウル大社会福祉研究所によると、昨年3月に小学4~6年生330人を対象に将来の希望進路などにつて調査した結果、将来なりたい職業として「文化・芸術・スポーツ専門家および関連職」を挙げた回答者が圧倒的に多かった。

 研究チームは、回答者になりたい職業の1番目と2番目の二つを選択させ、統計庁の韓国標準職業分類のうち児童の回答頻度が高い項目(中分類)を基準に分析を行った。

 一番なりたい職業で最も多かったのは「文化・芸術・スポーツ専門家および関連職」で43.2%だった。俳優、歌手、スポーツ選手、演劇・映画の演出家、公演企画者、画家、公演芸術家、デザイナー、作家、記者が含まれる。

 次いで多かったのは、医師、看護師、韓方(韓国の伝統医学)医、栄養士、社会福祉士、宗教家が含まれる「保健・社会福祉・宗教関連職」で10.0%を占めた。このほか教授や教師など「教育専門家および関連職」(9.4%)、判事、検事、弁護士、公務員が含まれる「法律および行政専門職」(7.3%)、「調理および飲食サービス職」(6.8%)などが続いた。

 2番目になりたい職業も「文化・芸術・スポーツ専門家および関連職」が最も多く21.5%だった。「調理および飲食サービス職」(12.2%)、「教育専門家および関連職」(11.1%)も高い割合を占めた。

 また、「一番なりたい職業に就くことができると思うか」と質問したところ、41.5%が「まあそう思う」、11.7%が「とてもそう思う」と答え、半数近くが肯定的に認識していることが明らかになった。


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