韓国通信社“ニューシス”によると、この日ユン議員は与党院外の党員協議会運営委員長20余人とソウルにある大統領官邸前を訪れた後、尹大統領に会うため官邸に向かったことが伝えられた。
一方、ユン議員はその前日(9日)SNSを通じて、尹大統領を守ろうとする理由について明らかにしている。
ユン議員は「尹大統領は一生を検事として過ごしながら、悪を暴(あば)き出す道を歩んできた。犯罪を犯したと思われる人は財閥であれ政治家であれ大統領であれ、顔色をうかがうことなく原則通りに彼らと戦い『私は人に忠誠を尽くさない。ひとえに国民に忠誠を尽くす』という信念を証明してきた人だ」とし「検事“尹錫悦”と大統領“尹錫悦”を比べると、実にもどかしい。対話と妥協が重要な政治の舞台で検事のように善悪を分別し政治をすれば、しっかり進めていくのは難しい」と綴った。
つづけて「しかし、そのような方を大統領候補に引き入れたのは、まさにわれわれ “国民の力”(与党)ではないか」とし「われわれは尹大統領の長所も短所も知っているのに、われわれの必要のため仕(つか)えることにした方ではないか。少なくとも “国民の力”の議員なら、尹大統領への責任を避けてはならないと思う」と説明した。
また「尹大統領はこれまで、わが社会の黒いカルテルと妥協せず戦ってきた」とし「多くの政治家は適当に妥協してきたことに対し、尹大統領はそのようにすることはなかった。そのため、今のような大きな試練に直面しているのだろう。だからわれわれは背を向けてはならない。共に逆境を乗り越えるべきだ」と強調した。
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