24年の国内線旅客数は前年比3.3%、19年比で5.6%それぞれ減少した。一方で国際線は前年比30.2%増加し、19年の98.4%まで回復した。新型コロナによる旅行制限がなくなり、国内航空旅行より海外旅行を選ぶ韓国人が増えたと分析される。
国際線では日本路線が最多の2514万人だった。前年比29.7%、19年比では33.3%それぞれ増加した。円安進行や便数増加がけん引した。
中国路線は1377万人で2位。中国が韓国への団体旅行や韓国人向け短期滞在査証(ビザ)免除措置を再開したことで前年から倍増した。19年の74.7%まで回復した。
日本、中国以外の路線は前年比22.7%増の3498万人で、19年の96%水準となった。
米州路線は651万人で前年比16.1%、19年比では17.5%それぞれ増加した。仁川空港を経由して米国へ向かう乗り継ぎ需要が増加した。一方、欧州路線は前年比8.4%増の460万人で、19年の69.9%にとどまった。ロシアのウクライナ侵攻が響いた。
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