ゼレンスキー氏はこのような提案をSNS(交流サイト)に英語、ウクライナ語と共にハングルで投稿し、ロシアのプーチン大統領は北朝鮮の軍事支援なしには何もできないとして、帰還を望まない北朝鮮兵には他の方法があり得ると述べた。
ゼレンスキー氏は前日、自国軍がロシア西部クルスク州で北朝鮮兵2人を捕虜にしたとし、兵士の姿と身分証明書の写真や北朝鮮兵を尋問する様子を撮影した動画を公開した。ウクライナ情報機関の保安局(SBU)は、韓国情報機関の国家情報院(国情院)の韓国人通訳の支援を受けて尋問が行われていると明らかにした。
北朝鮮兵は動画で、ウクライナ軍と戦うことは知らなかったとした上で、今月3日に戦線に投入され、同僚が死ぬのを見て防空壕に隠れていたが、5日に負傷し捕まったと説明。ウクライナに残ることを希望すると明らかにした。
一方、もう一人の兵士は北朝鮮に戻りたいとの意思を示した。
海外メディアはSBUの情報を引用し、捕虜になった北朝鮮兵は20歳と26歳で、キーウに移送されて尋問を受けていると報じた。
国情院はこの日、ウクライナ軍が9日にクルスクで北朝鮮兵2人を捕虜にしたことを確認したとし、北朝鮮兵は戦闘中に相当数の兵力が失われたと証言したと明らかにした。
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