9日に開かれた会議で発言する李漢庚・行政安全部災難安全管理本部長(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
9日に開かれた会議で発言する李漢庚・行政安全部災難安全管理本部長(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部の李漢庚(イ・ハンギョン)災難(災害)安全管理本部長は13日、南西部の務安国際空港で発生した旅客機事故に関する会議で、全国の空港の航行安全施設と事故機と同型の機体を保有する航空会社に対する特別安全点検が先週終了したとして、国民が安心して搭乗できるよう透明性をもって点検結果を公開し、改善策を早期に推進する方針を示した。 

 また、事故原因を調査中の国土交通部航空鉄道事故調査委員会に対しては、コックピットボイスレコーダー(CVR)とフライトデータレコーダー(FDR)をはじめとする管制記録、映像、部品などさまざまな資料を総合的に分析し、事故原因を徹底的に究明するよう指示した。

 李氏は、遺族の要請により11日から事故現場の捜索範囲を拡大したと明らかにし、18日に予定されている追悼行事も手抜かりのないよう最善を尽くすと強調した。

 国民から寄せられた募金は募金機関と協議し、特別慰労金として旧正月(今年は1月29日)前に優先的に支給する予定だと説明した。

 タイ・バンコクを出発したチェジュ航空の旅客機は先月29日、着陸の際に車輪が正常に降りず務安空港に胴体着陸を試みたが、コンクリート製の構造物に衝突し、炎上した。同事故で乗員乗客181人のうち、乗員2人を除く179人が死亡した。


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