中国の中小企業発展指数、2024年第4四半期は89.0=中国報道
中国の中小企業発展指数、2024年第4四半期は89.0=中国報道
中国中小企業協会が12日に発表したデータによると、2024年第4四半期(10‐12月)の中小企業発展指数(SMEDI)は第3四半期(7‐9月)より0.1ポイント上昇した89.0だった。

企業の稼働率が上昇した。サンプル企業を対象とした稼働率の調査によると、第4四半期、稼働率50%以上の企業が全体の7割以上を占めた。うち、フル稼働企業が第3四半期より6.7ポイント上昇した39.4%となった。

項目別指数は、総合経営指数と市場指数が下落から上昇に転じ、いずれも同0.1ポイントの上昇。マクロ経済体感指数、投入指数、利益指数は下落から横ばいとなった。コスト指数と資金指数、労働力指数は下落が続き、いずれも同0.1ポイントの下落となっている。全体的には、中小企業の生産・経営状況は改善を続け、回復傾向を維持している。

業種別では、工業と社会サービス業が下落から上昇に転じ、いずれも同0.1ポイント上昇した。建設業、交通運輸業、卸売小売業は下落から横ばいとなった。一方、不動産業が同0.1ポイント減、情報伝達ソフトウェア業が同0.1ポイント減、宿泊飲食業が0.2ポイント減だった。このうち、工業と社会サービス業は生産、受注、販売、原価などの項目別指数がいずれも上昇した。

同協会の代表者は、「2024年第4四半期は各政策の効果が持続的に表れたことで、中小企業は市場の需要が徐々に改善された。中小企業の経済運行は全体的に安定している」と述べた。
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