務安国際空港の滑走路、19日未明まで閉鎖「5日間延長」＝韓国

韓国南西部の全羅南道務安国際空港の閉鎖期間がさらに5日間延長されることが決定した。

　13日、韓国国土交通省の航空告知報（ノータム・NOTAM）によると、務安空港の滑走路は19日午前5時（韓国標準時）まで閉鎖される。この滑走路の閉鎖期間の延長は3回目だ。

　務安空港は、先月29日に発生した済州航空の旅客機事故を受け、今月1日午前まで一時的に閉鎖。その後、7日まで延長され、さらに14日まで再延長となっていた。事故現場での捜索と調査が終わらないため、閉鎖期間が延長されたものと見られる。

　同省の航空鉄道事故調査委員会と米国国家交通安全委員会（NTSB）などの合同調査団は、先月31日から調査を継続している。

　一方、滑走路の閉鎖期間はさらに延長される可能性が高いという。現場調査が終了し、事故で損傷したローカライザー（着陸誘導装置）などの空港施設の修復が完了するまでには、多くの時間が必要とされるためだ。