アップルインテリジェンスの発売にもiPhoneの売上4%減少
アップルインテリジェンスの発売にもiPhoneの売上4%減少
アップルの生成型人工知能(AI)機能であるアップルインテリジェンスが発売された2024年第4四半期にも、iPhoneの出荷量が4%減少したと分析された。中国などの主要な市場でアップルインテリジェンスがまだ発売されていない状況で、中国製スマートフォンの攻勢が激しいからだ。

 13日(現地時間)、ブルームバーグ通信はカウンターポイントリサーチレポートを引用し、2023年に10年ぶりに過去最低を記録したスマートフォン市場が2024年4%成長し、回復傾向に入ったが、アップルの2024年iPhoneの年間売上高は2%減少したと明らかにした。iPhoneの全世界シェアは2024年に1%ポイント下落して18%を記録した。

 米国市場分析会社IDCの四半期データも同様の流れを示した。これによると、2024年第4四半期の全世界のスマートフォン出荷量が2.4%増加する中、アップルのスマートフォン出荷量は前年同期比4.1%減少した。

 フランシスコ・ジェロニモIDCアナリストは、「今回の四半期は中国のスマートフォンメーカーにとって特に注目すべき四半期だった」とし、「彼らは四半期ごとに最も高い総出荷量を記録し、これは全世界のスマートフォン出荷量の56%を占めた」と述べた。

 アップルインテリジェンスはまだ中国では利用できない。

 カウンターポイントリサーチのタルーン・パタックディレクターは、「アップルのiPhone16シリーズは、アップルインテリジェンスの発売が遅れたため、やや複雑な反応を得た」としながらも、「アップルはラテンアメリカ、アフリカ、アジア太平洋地域などの非中核市場では力強く成長している」と述べた。

 カウンタポイントリサーチのイヴァン・ラム上級アナリストは、「iPhoneの販売量は減少したが、消費者がアップルの超高価製品に切り替える傾向もみられる」と説明した。彼は中国でもiPhoneプロやプロマックスのような超高価商品のシェアが増加していると説明した。
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