暗号資産銀行シグナム、「ユニコーン企業」になった…新規投資誘致完了

暗号資産（仮想通貨）銀行グループのシグナム(Sygnum)がユニコーン企業の地位を達成した。

シグナムは戦略的成長ラウンドで5800万ドルを誘致した後、企業価値が10億ドルを超えてユニコーン企業になったと明らかにした。

戦略的成長ラウンドの最終締め切りで主要投資家として参加したフルガーベンチャーズ(Fulgur Ventures)は、ブロックストリーム(Blockstream)のような主要産業プラットフォームを支援することで知られている。Fulgur Venturesのほか、複数の戦略的・財務的投資家とSignumのチームメンバーが今回の資金調達ラウンドに参加した。

Signumはこの資金を使って、複数の地域への事業拡大、ビットコインを中心とした商品の開発、戦略的な買収を推進する予定である。

発表によると、Signumの共同創業者、取締役会、チームメンバーは依然として過半数の株式を保有しているという。今回の資金調達により、シグナムは欧州連合(EU)および欧州経済領域(EEA)に事業を拡大し、香港に規制を遵守する事業拠点を設立する計画だ。