「職業:公務員、罪名:内乱の首謀者」…尹大統領の捜索令状がオンライン上で拡散=韓国
「職業:公務員、罪名:内乱の首謀者」…尹大統領の捜索令状がオンライン上で拡散=韓国
高位公職者犯罪捜査処(公捜処)と警察が15日午前、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対する2回目の逮捕令状執行を試みる中、オンライン上では尹大統領の罪名が明示された捜索令状の実物の写真が拡散している。

きょうさまざまなオンラインコミュニティーやSNSなどには、「尹錫悦捜索令状」というタイトルの書き込みが掲載され、ネットユーザーらの視線を集めている。

この掲示物は公捜処が請求しソウル西部地裁が発布した令状の表紙を写真に撮ったものだ。

写真を見ると、令状番号「2025-186」の令状罪名は「内乱の首謀者」だ。記された被疑者名は尹錫悦、職業は公務員だ。令状の有効期間は今月21日だ。捜索を要する事由と捜索する場所は別紙に添付された。その隣には「この令状は日の出前、日没後にも執行する可能性がある」という文句の印章が押されている。

令状の下段には、「被害者が罪を犯したと疑われるだけの状況があり、この事件と関係があると認められるため、上記のように捜索をする」と記載された。また、「有効期間を経過すれば執行に着手できず、令状を返還しなければならない」とされている。

そのすぐ下には発付日時1月7日、「判事シン・ウンミ」という自筆の名前とともに押印されている。

この書き込みを掲載したネットユーザーは特別な説明なく、「大統領も法の前では平等」と短い文句を記した。

公捜処などによると、この令状には尹大統領が所在する蓋然(がいぜん)性が高い大統領官邸、私邸、安全家屋などの場所を捜索する必要があるという内容が記されている。尹大統領の捜索が必要な事由については、「逮捕令状を執行するためには被害者の所在地を把握しなければならないが、現職大統領の身分を維持しており大統領警護処などを通じ動線、現在地などを確認することが不可能な点」などを考慮したとされている。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 85