サムスン・LG、海外における家電のサブスクサービスに本腰=韓国
サムスン・LG、海外における家電のサブスクサービスに本腰=韓国
サムスン電子は2024年12月から、同社製品をサブスク形式で利用後に購入できる「AI(人工知能)サブスク倶楽部」サービスを提供している。家電の新製品の発売周期が短くなっていること、また安価に多様な新製品を試したいとする消費者のニーズが合致し、家電分野におけるサブスクサービスの提供が本格化している。

このほか同社はインドでも、スマートフォンのサブスクリプション形式で利用できるサービスを提供中だ。

一方LG電子はマレーシアやタイなど東南アジアで、家電のサブスクサービスを展開する。同社は今後、インドをはじめとした他のアジア地域での展開も検討している。

同社のチョ・ジュワンCEOは「インドではエアコンの普及率が10%にも満たない。70~80%の家庭が冷蔵庫や洗濯機なしで暮らしているため、これらの家庭への普及を目指したい」と述べた。

サブスクモデルは高価格の家電を一度に購入できるほど所得が高くない地域において、家電を月定額で貸し出した後、購入できるようにする形で販売する手法だ。家電の購入ハードルを下げる効果に期待できる。

産業研究院のシム・ウジュン専門研究員は、家電のサブスクサービスについて「家電市場におけるシェアを確保する手法となる」と述べた。


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