「名前」さえも答えなかった…尹大統領の「黙秘」続く=韓国
「名前」さえも答えなかった…尹大統領の「黙秘」続く=韓国
「内乱首謀者」の容疑で逮捕された韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は15日、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の調査に対し終始「黙秘権」を行使した。

公捜処は尹大統領逮捕直後の15日午前11時から、キョンギ(京畿)政府庁舎の映像録画調査室で尹大統領の調査を開始した。

今回の調査で、尹大統領が何も答えることはなかったという。

調査を始めるにあたり被疑者本人であるかを確かめるため名前・住所・職業などが問われるが、これにも尹大統領は答えず、調査が終了するまでの10時間40分の間、尹大統領が口を開くことは一度もなかったことが伝えられた。

尹大統領は「陳述を拒否する」という言葉さえも発することはなかったという。

尹大統領が公捜処の調査に一切答えないのは「公捜処による調査および逮捕が不法・不当だ」というこれまでの立場によるものだとみられる。

尹大統領側はこれまで「公捜処の直接捜査対象犯罪に “内乱罪”はなく、管轄圏でないソウル西部地裁から発付された逮捕令状は無効だ」と主張してきた。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96