クォン・ヨンセ(権寧世)国民の力非常対策委員長はこの日、国会で開かれた非常対策委員会議で「公捜処は事実上の司法クーデターを起こしたも同然だ。この間、公捜処が犯したすべての違法行為に対し、必ず責任を問う」と強調した。
特に権委員長は、逮捕令状執行のために公捜処の大統領官邸出入りを許可した陸軍首都防衛司令部55警備団の公文書に、警備団長の職印が強圧によって押されたとの疑惑に対し「事実なら公捜処長から責任を取らなければならない深刻な違法行為なのに、公捜処は『そのようなことはない』とばかり言い、釈明を出していない」と述べた。
クォン・ソンドン(権性東)国民の力院内代表は「共に民主党の醜悪な政治的裏取引を通じて誕生した公捜処は法治を踏みにじり、大韓民国の捜査機関ではなく、共に民主党の私兵集団であることを自ら証明した。大韓民国の公権力がまるでナチスドイツのゲシュタポ、ソ連の秘密警察であるKGB、北朝鮮の保衛部のようにイ・ジェミョン(李在明)共に民主党代表勢力による(政権)簒奪(さんだつ)道具に転落した」と主張した。
また、ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)、チョ・ベスク(趙培淑)、イ・チョルギュ、パク・デチュル(朴大出)議員など、議員約30人はクァチョン(果川)の公捜処庁舎を抗議訪問した。
議員たちは「司法システムを破壊する公捜処は解体せよ」、「裁判官ショッピングとはどういうことか、公捜処は解体せよ」などのスローガンを叫んだ。
羅議員は「オ・ドンウン(呉東運)公捜処長はただちに辞任しなければならない。公捜処と内通する共に民主党議員に対する捜査も要請する」と述べた。
趙議員は、55警備団の官邸出入り許可公文書に関し‘職印強圧・偽造疑惑’を提起し「国民の力は特別委員会を構成し、真相を究明して責任を問う」と明らかにした。
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