チョ・グク前祖国革新党代表
チョ・グク前祖国革新党代表
ソウル拘置所に収監中のチョ・グク前祖国革新党代表がユン・ソギョル(尹錫悦)大統領逮捕のニュースに「戦いは終わっていない」として司法当局に厳罰を求めた。

ファン・ヒョンソン(黃鉉善)祖国革新党事務総長は16日、フェイスブックに「チョ・グク前代表が手紙を送ってきた。昨日(尹錫悦大統領)逮捕の知らせを聞いて、過去のメモには盛り込めなかった心境が盛り込まれている」と自筆の手紙と封筒を撮った写真を掲載した。

前日、チョ前代表の尹大統領が逮捕されたら公開してほしいと残した「祖国革新党は『3年は長すぎる!』という約束を守った」という内容の自筆メモを公開したのに続き、追加でより長い内容で心境を明らかにした獄中からの書信を公開した。

チョ前代表は「内乱首謀者の尹錫悦がついに逮捕された。権力を握ろうとする時、そして反対者・批判者を抑圧する時だけ『法治』を掲げ、自分が超法規的存在であるかのように振る舞った『法暴の没落』だ」と記した。

続いて「違憲・違法な非常戒厳を反省するどころか、国民の前で厚かましい嘘をついており、処罰を恐れて大統領警護処職員の後ろに隠れた卑怯者の言葉で」と主張した。

チョ前代表は「厳冬雪寒の中、銀箔毛布を巻いて民主憲政回復のために戦った国民の勝利だ。しかし、戦いは終わっていない」と記した。さらに「他の内乱共犯と同じように尹錫悦は拘束起訴され、厳罰に処されなければならない。憲法裁判所は迅速に弾劾審判を進め、憲政の空白を減らさなければならない」と迅速な司法手続きを要請した。そして「内乱主導および擁護勢力を法的・政治的に審判し、民主憲政を守る新しい政府を樹立してこそ戦いが終わる」と強調した。

最後に「冬は春に勝てない。大韓民国を『凍土の王国』にしようとした勢力を退け、『大韓民国の春』を取り戻すために団結して戦っていこう」との言葉で手紙を締めくくった。

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