尹大統領の逮捕適否審を棄却した判事に「殺害脅迫文」…警察が捜査=韓国
尹大統領の逮捕適否審を棄却した判事に「殺害脅迫文」…警察が捜査=韓国
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領側が内乱罪の捜査権限がない高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の逮捕が適法かどうか再び判断してほしいとしてソウル中央地裁に請求した逮捕適否審が棄却されると、審査を担当した判事を殺害するという脅迫文がインターネット上に書き込まれ、警察が捜査に着手した。

ソウル警察庁サイバー捜査団は17日、ソウル中央地裁のソ・ジュンソプ判事を殺害するという脅迫文の通報を受け、この脅迫文の真偽と作成者を追跡している。

きのうオンラインコミュニティー「DCインサイド」の「国民の力マイナーギャラリー」には、「ソ・ジュンソプ(判事)が出退勤中に捕まれば切首にする」という内容の脅迫文が書き込まれた後、削除された。

警察関係者は、「管轄警察著で初動措置を取り、初期捜査を進めている」と明らかにした。

一方、公捜処が17日、尹大統領に対する拘束令状を請求すると伝えられると、尹大統領の支持者らはソウル西部地裁前で夜通しデモを実施した。

支持者らは公捜処の拘束令状請求書類の伝達を妨害するとして裁判所入り口に「人間バリケード」を作り、警察と衝突した。この過程で裁判所入り口にある鉄製のフェンスを閉めようとした裁判所職員を強く押した20代の男が業務妨害の容疑で逮捕された。

警察が裁判所入り口で集会を開くことができないようにすると、一部の参加者らはきょう午前現在、西部地裁付近の公園でデモを続けている。
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