「危機」の民主党…与党が支持率で上回る「逆転」＝韓国

「韓国与党“国民の力”の政党支持率が、最大野党“共に民主党”（民主党）を上回った」という世論調査の結果が次々と発表されている。

韓国の世論調査機関“韓国ギャラップ”は今月14～16日、満18歳以上の男女1001人を対象に実施した1月第3週の政党支持率調査によると、与党は39％・民主党36％と集計された。

前回調査時（1月第2週）では、与党34％・民主党36％であった。1週間で与党は5％ポイント上昇し、民主党は同率を維持するにとどまった。

このことについて韓国ギャラップは「ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の弾劾訴追案可決後の先月中旬、民主党の支持率は現政権発足以来の最高値を記録し与党を大きく引き離していたが、今月に入り12・3非常戒厳事態以前の状態に戻る流れが続いている。

12月第1週時の政党支持率は与党27％・民主党37％で、12月第3週時には与党24％・民主党48％を記録していた。

また、韓国の世論調査企業であるエムブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチの4社が今月13～15日、満18歳以上の男女1005人を対象に実施した全国指標調査（NBS）によると、与党35％・民主党33％と集計され与党が民主党を「逆転」した。

前回調査では、与党が32％・共に民主党が36％であった。