拘束令状請求直後「街頭に出て来た国民に感謝」と手紙
拘束令状請求直後「街頭に出て来た国民に感謝」と手紙
高位公職者犯罪捜査処(以下、公捜処)は、内乱を主導した容疑を受けているユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対する拘束令状を請求した中、尹錫悦大統領が拘置所で支持者に向かって、「国民の皆さんの熱い愛国心に感謝申し上げる」という立場を伝えた。公捜処の逮捕令状請求から裁判所の令状発給まで一貫して「不法・無効」という立場を伝えてきた尹錫悦大統領側は、支持層に向けて結集メッセージを伝えたものと解釈される。

17日、尹錫悦大統領の弁護団はこの日午後6時15分ごろ、「尹錫悦大統領がソウル拘置所から国民に伝える手紙」を公開した。

尹錫悦大統領は「国民の皆さん、こんにちは。少し不便ではありますが、私は拘置所で元気に過ごしています」とし「大統領就任のあいさつから、3.1節、光復節の記念演説、対国民談話など、これまで国民に申し上げた言葉を再び読み直し、気持ちを落ち着かせて過ごしてきた国政を振り返っています」と伝えた。

続けて、「多くの国民が寒い街頭に出て、国のために力を集めてくれていると聞いた」とし「国民の皆さんの熱い愛国心に感謝申し上げる」と呼びかけた。

尹錫悦大統領の手紙は公捜処が尹錫悦大統領に対する拘束令状を請求した直後に公開された。公捜処はこの日午後5時48分ごろ、「共助捜査本部はこの日午後、被疑者の尹錫悦に対する拘束令状をソウル西部地裁に請求した」と明らかにした。

公捜処が裁判所に受付の手続きをした時間はこの日午後5時40分ごろで、逮捕期限の満了3時間15分余りを残して電撃請求した。

ソウル西部地裁は明日(18日)、尹錫悦大統領に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行う予定だ。また、公捜処が裁判所に提出した請求書は約150ページの分量に達することが分かった。
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