「チェジュ航空惨事」の追悼式が執り行なわれる＝韓国・務安国際空港

韓国では18日、“12・29チェジュ航空旅客機事故”によりこの世を去った犠牲者たちの合同追悼式が執り行なわれた。

韓国の国土交通部（省）はこの日、ムアン（務安）国際空港の2階で「12・29チェジュ航空旅客機惨事犠牲者合同追悼式」を行なった。

この日の追悼式には、遺族700余人や国会議員・自治体関係者など計1500余人が参席した。

遺族代表は追悼の辞を通じて「遺族たちの時間は、事故が起きる前で止まっている。一生懸命生きてきた彼らの人生は、われわれが受け継がなければならない」とし「無念な思いで亡くなった彼らの恨みを解いてあげたい。少しの隠蔽も偽りもない透明性のある惨事の原因を明らかにしてくれることを願う」と訴えた。

チェ・サンモク（崔相穆）大統領権限代行（経済副首相兼企画財政相）は「遺族の方々と同じ気持ちをもって、皆さまの心の痛みが癒され日常に戻ることできるよう、できる限りの支援をしていく」とし「どうか平和な所で永眠されることを願い、故人の冥福をお祈りする」と語った。