ソウル西部地方裁判所のチャ・ウンギョン部長判事はこの日、内乱首謀者および職権乱用権利行使妨害の容疑を受けている尹大統領に対する令状実質審査を午後2時ごろから午後6時50分ごろまで4時間50分行った。
高位公職者犯罪捜査処(公捜処)からは主任検事であるチャ・ジョンヒョン部長検事をはじめ6人の検事が、尹大統領側からは弁護士8人が出席した。
ソウル拘置所に拘禁された尹大統領も、非常戒厳の正当性を直接明らかにするとし、法務部の護送車に乗って直接法廷に出た。スーツ姿で法廷中央の席に座り、尋問を待った。
公捜処と弁護団は、尹大統領が先月3日に非常戒厳を宣布した後に行った国会封鎖などの後続措置について国憲紊乱(びんらん)を目的に暴動を起こしたと見ることができるかをめぐり、攻防を繰り広げた。
尹大統領に証拠隠滅および逃走の恐れがあるのか、公捜処に内乱罪の捜査権があるのか、公捜処が西部地裁に令状を請求したことは管轄違反なのかをめぐっても対立した。
空輸処の検事たちが先に午後2時15分から70分間、考えを明らかにした。その後、午後3時25分ごろから約70分間、尹大統領側の弁護士たちがそれぞれ準備したパワーポイント資料を活用し、これに反論した。
スーツ姿で法廷に直接出てきた尹大統領も午後4時35分ごろから約40分間発言した。
尹大統領は令状実質審査が終わる前にも、5分間の最終的な発言をした。
裁判所は双方の攻防内容と書面資料などを検討した後、早ければこの日の夜遅く、または19日未明に発行するかどうかを決める予定だ。
尹大統領はソウル拘置所に戻り、求人被疑者控室で結果を待つことになる。
拘束令状が発付されれば、尹大統領は正式に拘置所入所手続きを経て収容され、棄却されればただちに釈放され、ソウル市ヨンサン(龍山)区ハンナムドン(漢南洞)の官邸に戻る。
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