飲酒運転で事故後、助手席に移動するも…CCTVに全て映っていた=韓国
飲酒運転で事故後、助手席に移動するも…CCTVに全て映っていた=韓国
飲酒運転をした女がばれないように助手席から降りた後、警察官に運転をしてはいないとうその陳述をしたものの、付近に設置されたCCTV(防犯カメラ)をもとに検挙された。

警察庁は公式ユーチューブチャンネルに、「助手席から降りればわからないと思ったでしょう?全部見ていました」というタイトルの動画が公開された。

映像によると、先月29日午前2時ごろ、ソウルのある路地で黒い乗用車を運転していた女が駐車されていた車に衝突した後、そのまま逃走した。

事故の衝撃で車のバンパーが壊れたが、女はこれを放置したまま現場を離れた。この過程で女はバイクに衝突する2次事故も起こした。

これを目撃した市民が通報し警察が出動した。警察は事故現場から約100メートル離れた場所でハザードランプをつけたまま止まっている車を発見した。

警察官が到着した瞬間、車の助手席から女が降り、付近の建物に走って行った。後を追った警察官がこの女を逮捕した。当時、車の中には誰もいなかった。

女は警察官に運転はしていないと陳述したものの、警察が管制センターを通じ防犯カメラの映像を確認した結果、女が運転席から降りて助手席に移る様子がはっきりと映っていた。

警察官が防犯カメラの映像を女に見せて追及すると、うそをついていた女は飲酒運転の事実を認めた。

飲酒測定の結果、女の血中アルコール濃度は免許取り消しレベルだったことがわかった。結局、女は道路交通法違反で検挙された。

一方、警察庁の統計によると、昨年の飲酒運転の摘発件数は、免許停止が3万9255件、免許取り消しが9万895件の計13万150件で、2年前より12%増加した。飲酒交通事故は1万3042件発生しており、このうち159人が死亡、2万628人が負傷した。
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