警察関係者によると、特別捜査団の捜査官は同日午後1時35分ごろ、安全家屋の防犯カメラの映像を押収するため、三清洞に向かい令状を提示した。
また、大統領室庁舎にある警護処の家宅捜索にも着手した。同処には安全家屋の防犯カメラ関連サーバーがある。
当初、大統領室も家宅捜索の対象と伝えられたが、大統領室とは令状執行のための協議を行っているという。
特別捜査団は先月27日、安全家屋と大統領室に捜査官を送り、捜索令状を提示したが、警護処が敷地内への進入を認めず執行はできなかった。当時、同処は公務上・軍事上の機密などを理由に捜索を拒否した。
警察は防犯カメラの映像を入手し、非常戒厳宣言の前後に安全家屋に出入りした人や尹大統領からどのような指示を受けたかなどを確認する方針だ。全国警察組織トップの趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長と金峰埴(キム・ボンシク)ソウル警察庁長は先月3日の戒厳宣言の約3時間前、安全家屋で尹大統領と面会し、戒厳関連の指示が記された文書を受け取った。戒厳が解除された同月4日には朴性載(パク・ソンジェ)法務部長官や李祥敏(イ・サンミン)前行政安全部長官ら4人が尹大統領と面会した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40