売却対象となるのは、パン製造を行うスウォン(水原)工場とプサン(釜山)工場、チュンピョン(曽坪)工場で、希望売却価格は約1000億~1200億ウォン(約107億7234万~129億2680万円)。これらの工場はコンビニエンスストアや大型スーパーマーケットのほか、給食事業者にもパンを提供している。
同社は2022年にロッテ製菓とロッテフードが経営統合して発足したが、一部の生産施設が重複、もしくは不必要になったことで売却・統合を進めている。製パン以外に、肉加工や氷菓事業の一部生産ラインも重複しているという。
売却を通じて確保した資金で、次世代事業へ投資する方針だ。同社は2026年まで2220億ウォン(約239億1073万円)を投じて、チョナン(天安)氷菓工場を増強する。さらに同社インド法人のロッテウェルフード・インディアは、現地で企業買収を計画するなど、非常経営と同時に市場性のある事業の拡大も進めている。
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