若者が主導したソウル西部地方裁判所乱入… 10代1名も含む=韓国
若者が主導したソウル西部地方裁判所乱入… 10代1名も含む=韓国
韓国のユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領が逮捕された19日、ソウル西部地方裁判所の扉を破壊し建物内部に侵入、連行された46人のうち、20~30代が半数近くを占めていたことが明らかになった。

ソウル警察庁は、前日ソウル市マポ(麻浦)区のソウル西部地方裁判所で暴動を起こした疑いで連行された被疑者46人のうち、30代は19人、20代は6人であると20日に発表した。この日逮捕された人数の約半数が20~30代の若者で占められている。

警察によると、10代の1人も同じ日に逮捕されており、中高年では40代が6人、50代が11人、60代3人が現行犯として逮捕された。ユン大統領の逮捕前被疑者審問(逮捕状審査)が行われた当日、裁判所近くで逮捕された人数を加えれば、その人数はさらに増える見込みだ。

ユン大統領の支持者によるソウル西部地方裁判所への乱入事態について、この日、国会行政安全委員会全体会議に出席したイ・ホヨン警察庁次長は「18日と19日の両日にわたり、西部地方裁判所前での違法行為により、合計86人を検挙し、現在18の警察署に分散し捜査を進めている」と述べた。特に、公務執行妨害や塀の越境、高位公職者犯罪捜査処の車両妨害などの容疑で逮捕された40人については、11の警察署で捜査を行っているとのことだ。

乱入事件の直後、イ次長は同様の脅威に対して厳しい姿勢を見せた。彼は前日、取材陣に対し「法治主義への重大な挑戦と考えている」とし、「今回の事態を引き起こした被疑者らに対して、逮捕捜査など厳正に対応する方針だ」と述べた。

実際、警察は19日午後、ソウル西部地方裁判所前で違法集会を行い、強制解散に乗り出した警察と衝突した男性1人を追加で連行した。また、チョンノ(鍾路)区の憲法裁判所の塀を越え、裁判所敷地内に侵入した男性1人など、計3人を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。

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