金氏は、尹氏が自身を支持する勢力を「愛国市民」として扇動しているとし、尹氏による司法システムの不正行為が今月19日にソウル西部地裁で起こった同氏支持者らによる暴動につながったと主張した。
同じく国会側の李光範(イ・グァンボム)弁護士も「被請求人(尹氏)は自身が大統領である国の司法体系を否定し、要塞化された公邸に逃げ込んで拘束・逮捕される際にも動画や自筆のメッセージで支持者をあおった」とし、尹氏が反省して退陣していれば暴動も起こらなかったと強調した。
一方、尹氏が弁論に出席することについては「自身を弁護し発言することは当然認められた権利であり、われわれも被請求人の弁論を傾聴する」と述べた。
訴追委員の鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長(最大野党「共に民主党」)は第2の暴動発生に懸念を示し、憲法裁に対する警備体制の強化を要請した。
共に民主党の朴均澤(パク・ギュンテク)国会議員は、尹氏が新たに24人もの証人を申請したとして、弁論への出席は時間稼ぎの意図が最も大きいのではないかと主張した。
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