尹大統領(右)と金龍顕・前国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
尹大統領(右)と金龍顕・前国防部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が宣言した「非常戒厳」を巡り、内乱などの罪で起訴された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官が検察の取り調べに対し、政治活動などを禁じる布告令を作成したノート型パソコンを破壊するよう側近に指示したという趣旨の供述をしたことが21日、分かった。

 パソコンを破壊した大統領室の行政官は検察の調べに、金氏の指示を受けハンマ―でパソコンや携帯電話を壊したと供述したという。

 金氏は携帯電話を破壊した理由については、「戒厳をはじめとする任務を完遂したため」と供述したという。

 金氏は自身が布告令を作成したと主張しているが、第三者が布告令を作成した可能性も提起されている。金氏は普段、パソコンで文書を作成したことがないという。


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