パク・ギョンミ(朴炅美)共に民主党報道官はこの日の午後、論評を通じて「内乱首謀者の尹錫悦大統領が憲法裁判所の弾劾審判を内乱扇動の場として活用しようとしているようだ」とこのように述べた。
朴報道官は「各種の異議申請をして裁判に従わなかった尹大統領が態勢を転換して弾劾審判3次弁論に臨み、今後予定されたすべての期日にも臨むという。支持者層結集という不純な意図であることは明らかだ。ソウル西部津法裁判所に出廷し、支持者たちが集まったことに鼓舞されたようだ」と指摘した。
また「ソウル西部地裁暴動の裏側に内乱首謀者尹大統領の影がちらつく。ところで、憲法裁判所の法廷で再び内乱扇動をするつもりなのか。今回は憲法裁判所を脅迫するため、暴徒たちのための火種を提供しようというのか答えよ」と主張した。
朴報道官は「内乱という反憲法的暴挙を起こし、一抹の反省もなく再び暴動を扇動することが恥ずかしくないのか。尹大統領は弾劾審判に先立ち、自らを『自由民主主義の信念で生きてきた人』と強弁した。自由民主主義の完成体が内乱なのか。自由民主主義を侮辱するな」と批判した。
続いて「尹大統領は、布告令1号はキム・ヨンヒョン(金龍顯)前国防部長官が作成したものだと責任回避をした。また、ハン・ドンフン(韓東勲)国民の力(与党)前代表とウ・ウォンシク(禹元植)国会議長の逮捕を指示したこともなく、非常立法機構のメモを渡したこともないと言い逃れをした。主要被疑者の供述が一致し、事実と捏造(ねつぞう)された事実が真実なのか、それと相反する尹大統領1人の陳述が真実なのかは国民が判断するだろう」と強調した。
朴報道官は「本日、尹大統領の発言1つひとつが暴徒たちのこだまに変わって帰ってくることと思うとぞっとする。尹大統領は内乱首謀者でも足りず、暴徒たちの頭領になるつもりでなければ扇動をやめてほしい」と述べた。
さらに「憲法裁判所は一歩も動じることなく昨日の犯罪を断罪し、明日の犯罪に勇気を与えることがないように願う」と促した。
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