首都圏地下鉄料金引き上げ…ことし上半期中の値上げ有力＝韓国

韓国のソウル市とキョンギド（京畿道）・インチョン（仁川）市、韓国鉄道公社（コレイル、KORAIL）が、首都圏地下鉄料金を150ウォン（約16円）引き上げることに合意した。価格上昇の時期はことし上半期を検討していると伝えられた。

21日、ソウル市によると、首都圏の三つの自治体と韓国鉄道公社は、今月2日の会議で地下鉄の料金を1400ウォン（約151円）から1550ウォン（約167円）に引き上げることに同意した。

市は2023年8月12日からソウル市内バス料金をカード基準300ウォン（約32円、1200ウォン→1500ウォン）値上げし、同年10月7日から地下鉄基本料金を150ウォン（1250ウォン→1400ウォン）に引き上げた。

当時、ソウル市は地下鉄料金について2段階で値上げするとし、150ウォンの追加値上げ時期を2024年に先送りしたが、政府の物価安定方針により実際の値上げは行われなかった。