韓総理はこの日、国会で開かれた‘ユン・ソギョル(尹錫悦)政府の非常戒厳宣言を通じた内乱疑惑真相究明国政調査特別委員会’1次聴聞会に出席し、ヨン・ヘイン(龍慧仁)基本所得党議員の関連質疑にこのように答えた。
韓総理は昨年12月4日の午前1時ごろ、国会で非常戒厳解除案が可決され、約1時間が過ぎた午前2時10分ごろ、政府ソウル庁舎からヨンサン(龍山)大統領室に出発したと説明した。
韓総理は「この間、大統領室関係者と通話したか」との龍議員の質問に対し「チョン・ジンソク(鄭鎮碩)秘書室長と通話した。(鄭室長が)このような事案(非常戒厳解除案)が国会で解決(可決)されたので、早く私たちもこれ(戒厳)を終了させなければならない。『韓総理もすぐに龍山に来て大統領に建議しよう』と言ったので、ただちに出発した」と述べた。
龍議員はキム・ヨンヒョン(金龍顯)前国防部長官が提出した答弁書を根拠に「国務委員が午前2時30分から3時20分まで大統領室には韓総理と金前長官しかいなかった」として、2次戒厳を謀議したのではないかという趣旨で追及すると韓総理は「その場にいたこともなく、金前長官にも会ったことがない」と否認した。
続いて「午前2時30分ごろ、大統領室に到着するやいなや大統領と直接対話を交わしたのか」との質問には「(鄭鎮碩)秘書室長と一緒に大統領に入った」と答えた。
韓総理は「秘書室長と私が国会で(戒厳解除案を)議決したので、すぐに私たちが(戒厳を)解除しなければならないと言おうと大統領のところに行き、去る時に国務議員たちを全員龍山に集まるよう指示した」と説明した。
当時、国務会議は4日の午前4時15分ごろに始まり、15分後の4時30分ごろに戒厳解除を議決した。
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