李氏は「この2年間の尹政権の失政と時代錯誤的な親衛軍事クーデターのため、あまりにも多くのことが破壊され失われた」として、「今は回復と成長が時代の最も緊急で重大な課題」と指摘。「世界的に拡大する政治の極端化も、韓国社会の深刻な二極化も、経済の二極化が原因」とし、「新しい成長発展の空間をつくり、成長の機会も結果も共に分かち合う公正な成長が実現可能な二極化緩和と持続的成長の道」と述べた。
具体的な成長の方法については、「企業が先頭に立ち、国が後押しして再び成長の道を切り開くべきだ」との認識を示した。そのうえで、「企業の競争力が国の競争力である時代であり、企業の成長発展が国家経済の発展」として、「政府がすべてを決定する時代から『民間主導・政府支援』の時代に転換しなければならない」と強調した。
また、「今年を資本市場の先進化を通じて『Kディスカウント』(韓国株などの低評価)を解消する元年にすべきだ」とし、「透明で信頼できる株式市場の先進システムを整え、効率的な経営を妨げる異常な支配経営構造を革新しなければならない」と力説した。そのうえで、「株式市場の先進化と活性化が国民を金持ちにする最も簡単な道」と述べた。
李氏は「集中的な未来投資により新成長エンジンの創出に取り組まなければならない」とし、「AI(人工知能)、半導体、ロボット作動のためのソフトウェアとハードウェア、バイオ、新薬、再生可能エネルギーの分野でも韓国企業が競争に負けないよう国の役割が必要だ」と訴えた。
トランプ米政権が発足したことに関しては、「韓米同盟の強化、戦略的経済パートナーシップの強化が重要になった」とし、「(韓米が)変わらない貿易と投資のパートナーとして定着するよう、半導体・バッテリー・エネルギーなど主要分野での協力を強化しなければならない」と述べた。
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