今後は米国支社が構築した北米地域のR&Dインフラを、別の米国法人であるDIHへ移転するとみられる。このため、大熊製薬の米国支社清算が米国市場からの撤退を意味するわけではない。米国での機能をDIHに集約し、経営効率化を図る展望だ。
DIHは2021年5月、米国マサチューセッツ州ボストンに設立された。大熊製薬はDIHを通じて、海外の学術関係者や研究者、製薬・バイオ関連の専門家、投資家とのネットワークを形成してきた。
新技術の導入・共同開発などを含む多様なビジネスモデルを基に、世界のパートナー企業との協力強化も進めている。バイオテックや大学傘下の組織など多様な機関と共に、潜在ニーズに応える新薬を開発する予定だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101