24日、朝鮮中央通信は「韓国の内乱の首謀者ユン・ソクヨル大統領、ソウル拘置所に拘束。弾劾審判が本格化」というタイトルの記事を報じた。この記事は、北朝鮮住民が見ることができる労働党機関紙「労働新聞」の国際面にも掲載された。
これまで海外メディアなどの報道を引用する方式で韓国の12月3日の戒厳令事態を伝えてきたのとは異なり、事実を中心に伝えながら「虚偽陳述」、「暴言」などの表現を使い、弾劾審判を受ける尹大統領を非難した。
通信は、ユン大統領の逮捕とソウル拘置所収監のニュースを伝え、「ユン大統領が非常戒厳令を宣言した後、武装した戒厳軍を投入して国会を封鎖し、中央選挙管理委員会を占拠するなど暴動を起こした犯罪容疑と拘束の必要性を認めた」と、裁判所の逮捕令状発行の理由を詳しく紹介した。
ユン大統領が「『違法逮捕』を連呼し、逮捕の適法性に対する審査を要求し、窮地から抜け出そうとした」とし、逮捕適否審査が裁判所によって却下され、拘束令状が発行された事実も報道した。
続けて、「ユン・ソクヨル元大統領は非常戒厳事態を起こして47日、国会で弾劾され職務が停止されてから36日で、史上初めて現職大統領の身分で囚人服に受刑者番号『0010』を付けて独房に入れられ、収監生活を送ることになった」と伝えた。
拘束された状態で直接憲法裁判所に出頭して弁論したユン大統領については、「惨めな姿で護送車に運ばれた」と説明した。
弁論を全面否定したことについては、「非常戒厳事態と関連したすべての犯罪疑惑を全面否定しながら、どうにかして自分が犯した暴動を正当化しようと屁理屈を並べ上げた」と批判した。
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