北朝鮮が6日に行った極超音速の中長距離弾道ミサイルの試射(朝鮮中央通信)=(聯合ニュース)
北朝鮮が6日に行った極超音速の中長距離弾道ミサイルの試射(朝鮮中央通信)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が偵察衛星と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備を続けているものの、差し迫った兆候はないようだ。韓国軍合同参謀本部が24日、「最近の北朝鮮軍動向」資料で明らかにした。具体的にどのような動きかについては触れなかった。

 北朝鮮はトランプ米大統領の就任(20日)を控えた今月6日に極超音速の中長距離弾道ミサイルを、同14日には短距離弾道ミサイル(SRBM)をそれぞれ発射している。これについて、合同参謀本部は「SRBMや巡航ミサイルなどは常時、奇襲発射が可能な状態と判断している」と説明した。

 また、昨年11月28日以降、韓国への「汚物風船」を飛ばしていないが、準備動向は引き続き確認されているという。

 北朝鮮兵のロシア派遣については「派兵から4カ月ほどが経過し、多数の死傷者と捕虜が発生したことに伴う後続措置と追加派兵の準備を加速させている」と分析した。


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