ソウル市長「自国による “核武装”、交渉テーブルにあげる準備を」=韓国
ソウル市長「自国による “核武装”、交渉テーブルにあげる準備を」=韓国
韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長は24日、北核問題について「核潜在力を保有するとともに、選択可能な戦略的オプションとして『自国による核武装』を(交渉の)テーブルにあげるべきだ」と主張した。

オ市長はこの日、SNSを通じて「『抜かない刀は恐ろしい』という言葉があるが、われわれはいつでも刀を抜く準備が整っているという事実を、相手に認識させなければならない」と伝えた。

オ市長は「ドナルド・トランプ米大統領の『北朝鮮は核保有国(Nuclear Power)』発言、クアッド(Quad・日米豪印の4か国安保協議体)外相会議で外された『朝鮮半島非核化』表現。北朝鮮の核問題において今、地殻変動が起きている」と説明した。

つづけて「最も懸念するシナリオは、米国が韓国を排除したまま北朝鮮と独自に交渉のテーブルを持つ状況だ」とし「米国が “ICBM(大陸間弾道ミサイル)除去”と “核凍結”をそれぞれの条件として北朝鮮と『核軍縮スモールディール』を行なったら、韓国は『北核の人質』に成り下がってしまうことになる」と強調した。

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