仁川国際空港第2旅客ターミナルにあるフードコート内の「エアボット・バー」でビールを注ぐ協働ロボット
仁川国際空港第2旅客ターミナルにあるフードコート内の「エアボット・バー」でビールを注ぐ協働ロボット
ロボット製造を手掛ける斗山ロボティクスが、インチョン(仁川)国際空港第2旅客ターミナルにあるフードコート内の「エアボット・バー」に、ビールを注ぐ協働ロボットを提供したと発表した。

これに先立ち2024年5月、同社は仁川国際空港公社と、デジタル大転換協業体制の構築に向けた覚書(MOU)を締結していた。MOUにより両社は、国内外の観光客に異色の体験を提供できるスペースの設置に向け協力を進めてきた。

今回、導入したのは米国国立公衆衛生財団(NSF)から認証を受けた協働ロボット「Eシリーズ」で、トレーからコップを持ち上げ、ビールを注ぎ、受け取りスペースへ提供し、洗浄まで行う。最大40リットルのビールを保管でき、14ミリリットルのコップにビールを注ぐのに約43秒かかる。

斗山ロボティクスは15日、キンポ(金浦)国際空港内のロッテ免税店に、カクテルを作る人工知能(AI)を搭載した協働ロボットを提供していた。同ロボットはAIやカメラ、センサーなどが人の表情を分析して七つの感情に分類。それぞれの感情に合ったカクテルを推薦し作るというものだ。

同社の関係者は「接客がより多い外食分野では、利便性や見た目の楽しさも共に提供できるソリューションを開発する」と述べている。
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