「トランプ大統領の金利引き下げ要求…FRBは安定を選ぶだろう」=米国
「トランプ大統領の金利引き下げ要求…FRBは安定を選ぶだろう」=米国
米国のドナルド・トランプ大統領の金利引き下げ要求発言にもかかわらず、連邦準備制度理事会(FRB)は金利を安定的に維持しようとするだろうと展望されている。

 24日(現地時間)、ロイター通信によると、28日から2日間行われる連邦公開市場委員会(FOMC)でジェローム・パウエル議長と連銀委員は、現在の金融政策の決定に影響を与える不確実性をどの程度許容するのか、そして今後の見通しをどの程度具体的に提示するかに注目すると予想される。

 BNYインベストメントのチーフエコノミストであるヴィンセント・ラインハート氏(元連銀の最高位職員)は、「行き過ぎると政治的に聞こえ始める」とし、「関税政策で輸入品価格が上がったり、労働力が減少すれば、国民が混乱する可能性がある」と指摘した。

 さらに、「FRBの指針は政治経済全般を網羅するものになるだろう」とし、「今年末までに関税や税金政策が実施されれば、金融政策が大きく動くことは難しいだろう」と彼は見通した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88