2024年の年間サービス貿易総額は前年比14.2%増の7兆5238億元(約161兆円)に達した。うち、輸出が18.2%増の3兆1755億6000億元(約68兆円)、輸入が11.8%増の4兆3482億4000元(約93兆円)。貿易赤字は1兆1726億8000万元(約25兆円)で、前年より314億3000万元(約6730億円)減少した。
同年のサービス貿易の特徴は以下のとおり。
知識集約型サービス貿易が成長を維持した。2024年の知識集約型サービスの輸出入額は同6.5%増の2兆8665億2000万元(約61兆円)。
そのうち、輸出は7.4%増の1兆6573億2000万元(約35兆円)。増加率が比較的に高かった項目は個人文化・娯楽サービス(39.3%増)、電子コンピュータと情報サービス(12.2%増)だった。
輸入は5.4%増の1兆2392億元(約27兆円)で、個人文化・娯楽サービス(29.5%増)、知的財産権使用料(8.7%増)が比較的高い伸びを示した。知識集約型サービス貿易黒字は4181億2000万元(約9兆円)で、前年より504億5000万元(約1兆円)増加した。
旅行サービス貿易が最も高い伸びを示している。同年の旅行サービスの輸出入額は同38.1%増の2兆511億5000万元(約44兆円)。サービス貿易全体で旅行サービスが占める割合が最も高くなっている。うち、輸出が156.8%、輸入は29.3%、それぞれ増加した。
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