北朝鮮にいる肉親との再会を申請した離散家族13万4291人中約72%が亡くなったことになる。今年末には死亡した離散家族が10万人を超えるとみられる。
昨年末時点で生存している離散家族のうち30.7%が90歳以上の高齢で、80代は34.8%、70代は18.5%だった。70代以上が全体の84%を占めている。
長期間にわたる南北関係の断絶により、昨年に南北当局による離散家族の交流は1件もなかった。南北当局による離散家族の交流は2018年の再会行事が最後となっている。
ただ、民間では離散家族の再会1件が統一部に報告された。民間による離散家族の再会は19年以来となる。第三国で秘密裏に会ったが統一部に申告せず、同部が把握していないケースがある可能性もある。
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