火災が発生したエアプサンの旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
火災が発生したエアプサンの旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の金海国際空港で28日に発生した格安航空会社(LCC)エアプサンの旅客機の火災を巡り、国土交通部航空鉄道事故調査委員会(航鉄委)は30日、合同調査に先立ち、安全確保のための事前会議を釜山警察庁、釜山消防災害本部、国立科学捜査研究院と開いたと発表した。

 今回の会議は旅客機の両翼に燃料が残っている点を考慮して行われたという。合同調査に参加する機関は同日午後、火災現場で安全確保に関する確認を終えた後、具体的な調査方針を決定する。

 合同調査では火元や火災の原因などを調べることに注力する予定だ。航鉄委の関係者は「正確な火災原因を把握するため、あらゆる可能性を考えて調査に臨む」と述べた。

 香港に向け出発準備中だったエアプサン391便エアバスA321には乗客・乗員計176人が搭乗していたが、火災発生により緊急脱出スライドで全員避難した。避難時などに乗客3人が軽傷を負って病院で治療を受けた。


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