◇50%が「政権交代必要」 政権維持は39~44%
KBSが世論調査会社の韓国リサーチに依頼し、24~26日に全国の18歳以上の男女1000人を対象に行った調査の結果、早期に大統領選が行われると仮定した場合、政権交代が必要だとする意見が与党が引き続き政権を担うべきだとする意見を11ポイント上回った。50%が「政権交代のために野党候補が当選すべきだ」と答え、「政権維持のために与党候補が当選すべきだ」との回答は39%だった。
MBCがコリアリサーチインターナショナルに依頼し、27~28日に全国の18歳以上の男女1004人を対象に行った調査では、「政権交代のために野党候補が当選すべきだ」(50%)が「政権維持のために与党候補が当選すべきだ」(44%)を6ポイントリード。MBCが年始に行った前回調査に比べると政権交代論が5ポイント下落し、政権維持論は12ポイント上昇した。
SBSがイプソスに依頼して23~25日に全国の18歳以上の男女1004人を対象に行った調査でも、「野党への政権交代」(50%)が「与党の政権維持」(43%)を7ポイント上回った。
◇次期大統領候補の支持率 最大野党代表30%台・雇用労働相10%台
次期大統領にふさわしい人物を複数の中から選ぶ調査では、李在明氏の支持率が35~36%で最も高かったが、政権交代論が50%の支持を得たのに対し、李氏の支持率は30%台にとどまった。一方、李氏と金文洙長官の一騎打ちとした場合は李氏の支持率が40%台に上昇し、与党候補に対し優勢を保った。与党候補の中では金氏が14~17%で最も多くの支持を得た。
◇与党と最大野党の支持率が接戦 無党派層は減少
政党支持率の調査では、国民の力と共に民主党が誤差の範囲内で接戦を繰り広げた。
KBSの調査では国民の力が35%、共に民主党が37%で、祖国革新党が8%、改革新党が3%、進歩党が1%だった。
MBCの調査では国民の力が41%、共に民主党が44%、祖国革新党が4%、改革新党が2%だった。
SBSの調査では国民の力と共に民主党がいずれも39%で、祖国革新党が4%、改革新党が2%、進歩党が1%だった。
支持政党がない無党派層は過去の調査に比べ減少。KBSの調査では昨年末に比べ7ポイント減の14%、SBSの調査では昨年4月の総選挙を控えた2023年12月から8ポイント減った15%だった。
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