「尹錫悦大統領から手を切るどころか盲目的な忠誠競争」…共に民主党が国民の力議員たちの大統領接見推進を批判＝韓国

共に民主党は30日、クォン・ソンドン（権性東）国民の力（与党）院内代表など、議員たちが来週、ソウル拘置所に収監されたユン・ソギョル（尹錫悦）大統領への接見を推進することについて「国民の力が極右ユーチューバーの機関紙レベルに転落している」と批判した。

ファン・ジョンア（黄靖雅）共に民主党報道官はこの日、書面ブリーフィングで「国民の力が内乱首謀者の尹大統領から手を切るどころか、盲目的な忠誠競争を繰り広げている」とこのように明らかにした。

黄報道官は「極右勢力が尹大統領を王のように支えているので、国民の力も尹大統領に忠誠を誓い、極右大行進を繰り広げている。内乱首謀者に対する忠誠競争に乗り出した国民の力は極右勢道政治の悪夢からただちに抜け出ろ」と要求した。

これに先立ち、権院内代表はこの日、国会で開いた記者懇談会で「私が尹大統領と個人的に深い親交関係にあることは皆さんご存じではないか。大統領が厳しい環境に置かれているので、人間的な次元、道理として一度機会があれば接見しに行く」と述べた。

黄報道官は、国民の力がムン・ヒョンベ（文炯培）憲法裁判所長権限代行と李代表の親交を通じて、尹大統領弾劾裁判に公正性の問題を提起したことも非難した。

黄報道官は「どうすることもできない内乱の証拠に法治揺さぶりを防御戦略として出してきた国民の力の行動は、本人たちが内乱共犯勢力であることを自白した格好だ」と指摘した。

さらに「憲法裁判所の弾劾審判不服の道を歩む国民の力に残った道は極右勢道政治だけであると強力に警告する」と付け加えた。