火災が発生したエアプサンの旅客機(航鉄委提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
火災が発生したエアプサンの旅客機(航鉄委提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の金海国際空港で28日に発生した格安航空会社(LCC)エアプサンの旅客機の火災を巡り、国土交通部の航空鉄道事故調査委員会(航鉄委)は31日、安全確保のために合同調査前に行ったリスク評価を同日午前に終え、2月3日午前に合同調査を実施することを決めたと発表した。

 航鉄委はこの日、消防、警察、国立科学捜査研究院などの合同調査チームとともに、胴体内部の各種部品や貨物室の火災の影響などについて安全点検を実施した後、燃料を積んだ状態のまま調査を進めることを決めた。

 航鉄委の関係者は「火災により燃料タンクやシステムなどに影響があったかどうかを確認したが、燃料を抜かなくても安全に調査作業を進めることができると判断した」と説明した。

 合同調査で行う鑑識は試料採取、分析、分類などを一貫して進めることが重要となる。2月1~2日に降雨が予想されることから3日午前から始めることになった。 

 胴体下部の貨物室に積まれている乗客の荷物は、セキュリティーチェック後、エアプサンを通じて乗客に引き渡される予定だ。

 機体は降雨に備えて31日午後から幕で覆われる。


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