2月初の週末、「ユン弾劾」賛否デモ集会に数万人…都心混乱＝韓国

2月の最初の週末である1日、韓国ユン・ソクヨル（尹錫悦）大統領の弾劾をめぐり、支持団体と糾弾団体のデモ集会が、ソウル都心の各地で開催される。集まった集会参加者により、車両の通行に支障をきたすものとみられる。

警察によると、支持団体「大韓民国を正す国民運動本部」は1日午後1時、ソウル市チョンノ（鍾路）区クァンファムン（光化門）駅6番出口免税店前で「光化門国民大会」を開催する。集会の申し込み参加人数は約3万人であり、彼らは「内乱首謀者イ・ジェミョンを逮捕せよ」「戒厳令は合法！弾劾は無効！」などのスローガンを叫ぶ予定だ。

同日午後4時には、糾弾団体「ユン・ソクヨル即刻退陣・社会大改革非常行動」も光化門前からチョクソン交差点まで集会を開き、ユン大統領の罷免を求める。集会の申し込み参加人数は約1万人であり、彼らは郵政局路、南大門路、崇礼門交差点、テピョン交差点までデモ行進を続ける予定だ。

非常行動側は、これに先立ち午後2時から3時30分まで、ソウル地下鉄3号線アングク（安国）駅1番出口前で事前集会を開き、その後午後4時までトンシプチャ交差点の2車線を占拠するデモ行進を行う。

警察は、事故を未然に防ぐため、交通警察官約240人を配置する方針だ。また、可変車線を運用するなどして円滑な交通の流れを維持し、市民の不便を最小限に抑える計画である。

警察関係者は「都心部の世宗大路（セジョンデロ）、社稷路（サジクロ）、栗谷路（ユルゴクロ）など、デモ集会が行われる場所の周辺で車両の渋滞が予想される」とし、「できるだけ地下鉄などの公共交通機関を利用し、車を利用する場合は事前に交通情報を確認してほしい」と呼びかけた。

詳細な交通状況は、△ソウル警察庁の交通情報案内電話△交通情報センターのホームページ△交通情報センターのナビゲーション（カカオトーク）で確認できる。