会見で李氏は40代で米大統領に就任したジョン・F・ケネディ氏、クリントン氏、オバマ氏らの名を挙げ、「変化は果敢な世代交代と共に起こる」とし、自らの出馬を示唆した。また、「保守も進歩(革新)も本来の価値を失ったまま自己矛盾に陥った現実をわれわれは見ている。もうこんな古い政治の時代を終わらせるべき」と訴えた。
昨年末に非常戒厳を宣言した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の可否を判断する弾劾審判が憲法裁判所で進められている。罷免されれば60日以内に大統領選が行われる。李氏はそれを念頭に「国民の力」と最大野党「共に民主党」に対抗する「第3の候補」として存在感を確保していきたい考えとみられる。
会見の場所を国会ではなく、若者が集まる弘大にしたのも、こうした狙いが反映された戦略と受け止められる。
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