3日ソウル・マポ(麻浦)警察署はきのう午後、男を逮捕し調査していると明らかにした。
男が棒で西部地裁庁舎の窓ガラスを割り、正門に立つ警察官に向け消火器を噴射したり、消火器で保安装置を破壊するなどの場面がユーチューブのライブ放送で生中継された。
一角ではこの男が「JTBCの記者」という疑惑が提起されたものの、JTBCは「根拠のないオンライン上の書き込みと一部メディアの記事を収集している」とし、「これと関連した内容を作成、流布する全ての人を対象に強力な民事・刑事上の法的対応に乗り出す」と警告した。警察も「全く事実ではない」と主張した。
警察はこの男の容疑を調査する一方、西部地裁暴動の捜査にスピードを上げている。
暴動前の集会で「国民抵抗権」に言及した「サラン第一教会」のチョン・グァンフン牧師だけでなく、オンライン上に「塀を越えるのがいい」、「車を妨害して判事を引きずり出そう」などの内容を書き込んだ人物も捜査線上に上がっている。
法曹界では、西部地裁での暴動の方法について具体的に言及したならば、騒乱や公務執行妨害教唆などの容疑が適用され処罰の対象になる可能性があるとみられている。ただ、内乱扇動容疑の適用は相対的に難しいという予想もある。
西部地裁の判事室に侵入したチョン牧師の教会の特任伝道師とされる人物など、先月18日から19日にかけて西部地裁内外で行われた不法行為により拘束された人物は63人に上る。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85